サイバー攻撃の高度化――セキュリティー対策、企業は何をすればいい?

目次

セキュリティー対策、万全ですか?

セキュリティー対策、結局のところ企業は何をすればいい?

近年、サイバー攻撃は急速に高度化、巧妙化しています。
「サイバー攻撃対策」と一口に言っても企業として何を準備すればよいのか、頭を悩ませている担当者も多いのではないでしょうか。
「自社の環境にはどのセキュリティー対策を選べばよいのか」
「選ぶ時のポイントはどこか」
「コストは」
「サポートは」
「セキュリティー担当者の配置は必須か」
といった「具体的な施策」は、なかなかわかりづらいものです。

結論から言うと、「すべての攻撃を防ぐ」ことではなく、「被害を最小限に抑え、早く復旧できる体制を作る」ことが企業のセキュリティー対策の基本です。
企業が優先して取り組むべきことは、次のように整理できます。

  • 経営層がセキュリティーを経営課題として位置付ける
    ・セキュリティー担当者だけに任せない
    ・リスクを評価し、予算や責任者を明確にする
  • 基本的な対策を徹底する
    ・OSやソフトウェアを常に最新の状態に保つ
    ・多要素認証(MFA)を導入する
    ・強固なパスワード管理を行う
    ・ウイルス対策ソフトやEDRを導入する

  • 重要な情報を守る
    ・機密データを暗号化する
    ・アクセス権限を必要最小限にする(最小権限の原則)
    ・誰が何にアクセスしたかを記録する

  • バックアップを確実に取る
    ・ランサムウェア対策として、オフラインやクラウドを含めた複数のバックアップを用意する
    ・定期的に復元テストを行う

  • 社員教育を行う
    ・フィッシングメールの見分け方
    ・不審なファイルやリンクを開かない
    ・情報の取り扱いルールを周知する

  • 異常を早く見つける仕組みを作る
    ・ログを収集・監視する
    ・不審なアクセスを検知するシステムを導入する
    ・インシデント対応体制を整備する

  • 取引先も含めて管理する
    ・委託先やクラウド事業者のセキュリティーを確認する
    ・契約でセキュリティー要件を明確にする

💡考え方のポイント!

現在では「侵入されない」ことを前提にするのではなく、「侵入される可能性はある」という前提(ゼロトラストの考え方)で対策を行うことが重要視されています。
そのため、
 ① 防ぐ(予防)
 ② 見つける(検知)
 ③ 対応する(対応・復旧)
この3つをバランスよく整備することが、実効性の高いセキュリティー対策につながります。
企業の規模によっても優先順位は異なりますが、中小企業であれば、まずは多要素認証・ソフトウェア更新・バックアップ・社員教育の4つを確実に実施するだけでも、多くのサイバー攻撃リスクを低減できます。

中小規模事業者向けのセキュリティー対策「セキュリティーアクセスポイント」

Wi-Fi通信の高速化・大容量化によりモバイル端末(ノートパソコン、スマートフォンなど)のビジネス利用が進んでいます。
モバイル端末は自宅やサテライトオフィスなどセキュリティー対策が行き届いていないネットワーク環境で利用されることから、社外のネットワークでマルウェアに感染した端末が、社内ネットワークへ持ち込まれることでマルウェアを拡散する恐れがあります。
セキュリティーアクセスポイントなら従来型のオフィスネットワークの入口・出口対策だけではなく、マルウェアに感染したモバイル端末からの通信を検知し、感染の拡大を防止する新たな対策が可能です。

セキュリティーアクセスポイントとは

セキュリティーアクセスポイントとは、Wi-Fiアクセスポイントの機能に加え、ネットワークを安全に利用するためのセキュリティー機能を備えた機器です。
通常のアクセスポイントは、パソコンやスマートフォンなどの端末を無線LAN(Wi-Fi)でネットワークに接続する役割を担います。
一方、セキュリティーアクセスポイントは、それに加えて不正アクセスやマルウェア(コンピューターウイルスなど)による脅威から社内ネットワークを守る機能を備えています。

  • 多数の端末を安定して接続できる
  • 複数のアクセスポイントを連携させ、広いオフィスや工場でも通信エリアを拡張できる
  • 認証機能により利用者を管理できる
  • 部署ごと・用途ごとにネットワークを分離できる(例:社員用、ゲスト用)
  • 管理システムから複数台を一括設定・監視できる
  • セキュリティー対策(暗号化、不正接続防止など)が可能

セキュリティーアクセスポイントには、製品によって異なりますが、次のような機能があります。

  • 不正通信の検知・遮断
    マルウェアに感染した端末や不審な通信を検知し、被害の拡大を防ぎます。
  • アクセス制御
    社員や来訪者など、利用者ごとに接続できるネットワークを制限できます。
  • 通信の暗号化
    Wi-Fi通信を暗号化し、第三者による盗聴や情報漏えいのリスクを低減します。
  • ネットワーク監視
    接続端末や通信状況を管理し、異常があれば管理者に通知します。

例えば、企業のオフィスでは社員用と来客用のWi-Fiを分けたり、感染したパソコンからの不正な通信を自動で遮断したりするために利用されます。また、店舗や病院、学校など、多くの利用者がWi-Fiを使用する環境でも活用されています。

セキュリティーアクセスポイントが注目される理由

近年はクラウドサービスやテレワークの普及により、社内ネットワークに接続する端末が増えています。それに伴い、ランサムウェアや情報漏えいなどのサイバー攻撃への対策が重要になっています。

そのため、Wi-Fi環境を提供するだけでなく、ネットワーク全体の安全性を高められるセキュリティーアクセスポイントが、多くの企業で導入されるようになっています。

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安定した業務環境を支える無線ネットワーク基盤

無線LANアクセスポイントは、社内ネットワークとパソコン・スマートフォン・タブレットなどの無線端末を接続するための通信機器です。
オフィス、店舗、工場、教育施設などのさまざまな業務環境において、高速かつ安定したWi-Fi環境を提供し、業務効率化や柔軟な働き方を支援します。

主な導入メリット

1. 快適な通信環境の実現
複数の従業員が同時に接続する環境でも、安定した無線通信を提供します。

2. 柔軟なレイアウト変更に対応
配線工事を最小限に抑え、座席変更やオフィス移転などにも柔軟に対応できます。

3. セキュアなネットワーク運用
利用者認証や通信暗号化により、社内情報を保護しながら安全な無線LAN環境を構築できます。

4. 一元管理による運用負荷の軽減
複数拠点・多数台のアクセスポイントを管理システムから集中管理でき、設定変更や障害対応を効率化できます。

5. 業務用途に合わせたネットワーク構築
社員用ネットワーク、来訪者向けゲストWi-Fi、IoT機器向けネットワークなど、用途に応じた柔軟な環境を構築できます。

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 導入効果
無線LANアクセスポイントの導入により、場所にとらわれない快適なネットワーク利用を実現し、業務生産性の向上と安全なIT環境の構築を支援します。

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